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骨は若返る「骨粗しょう症治療」
整形外科外来では、日本骨粗鬆症学会認定医・日本整形外科学会専門医が「骨粗しょう症」の治療を行っています。
骨がスカスカになる『骨粗しょう症』
「新 骨の科学」医歯薬出版,編集:須田立雄ほか
転んで手をつき、手首を骨折(橈骨遠位端骨折)、尻もちをついて股関節を骨折(大腿骨頚部転子部骨折)などが代表的です。
さらに怖いところは、痛みも感じず知らぬ間に骨折がおきることがあることです。(いつのまにか骨折)
“腰が曲がってきた”“背が低くなってきた”は骨粗しょう症による“せぼね(脊椎)の骨折”かもしれません。
ひと昔前は,一度下がった骨密度を上げることは難しかったのですが,現在では様々なタイプの医薬品が開発され,治せる病気となっています。
当院では『みつける』・『はじめる』・『つづける』の3つのポイントを重視しながら骨粗しょう症診療を行っています。
骨粗しょう症を『みつける』
女性だけの病気じゃない骨粗しょう症
女性は閉経後急激に骨密度が低下し,60代で3人に1人,70歳以上では実に半数以上が骨粗しょう症であるといわれますが、男性でも実は80歳を超えると5人に1人は骨粗しょう症といわれます。
骨粗しょう症の診断
- (1) 問診(本人および家族の骨折歴,身長低下の有無など)
- (2) レントゲン検査(せぼねの骨折の有無)
- (3) 骨密度検査
本院では最新の骨密度測定装置(GEヘルスケア社製 PRODIGY Fuga Advance-C)を用いた、正確なDXA法での検査が可能です。→詳しくはこちら
(健診センターでは、簡易的な超音波による骨粗しょう症検診が可能です)
*症状がなくても検診や医療機関で定期的に検査を受けることをお勧めします。
骨粗しょう症治療を『はじめる』
骨を丈夫にするための治療の3本柱は,①食事 ②運動 ③薬 です。
骨粗しょう症と診断された方は,食事と運動のみでは骨折予防の効果が不十分なので,薬物を用いた治療も必要となります。
骨粗しょう症と診断された方は,食事と運動のみでは骨折予防の効果が不十分なので,薬物を用いた治療も必要となります。
- ◎適切に治療を行うことで骨折を起こす確率を半分以下に減らすことが可能です。
- ◎骨代謝マーカーを含めた血液検査から、その人に合った薬を選択します。
- ◎薬は服用方法(飲み薬、注射、点滴)や、その頻度(毎日、週1、月1、半年に一回、年1回)まで様々な選択肢から、医師と相談しながらご本人様に適したものを選択可能です。
骨粗しょう症治療を『つづける』
骨粗しょう症治療はある程度長期間の継続が必要です。
当院では,原則半年に一回の定期検査を行い,効果を実感してもらいつつ安全性も確認しています。
当院では,原則半年に一回の定期検査を行い,効果を実感してもらいつつ安全性も確認しています。
骨粗しょう症のプロにご相談ください
当院には日本骨粗鬆症学会認定医と骨粗鬆症マネージャー®が在籍しており,皆さんの治療の手助けを行っています。
さらに,認定医と骨粗鬆症マネージャー等も含め、多職種での連携を図りながら骨粗しょう症診療に対応するために『骨粗しょう症リエゾン委員会』も活動しています。
さらに,認定医と骨粗鬆症マネージャー等も含め、多職種での連携を図りながら骨粗しょう症診療に対応するために『骨粗しょう症リエゾン委員会』も活動しています。
- ◎医療講演・骨粗しょう症教室も予定しています。→詳しくはこちら
(文責 古俣正人)
診療スタッフ紹介
古俣 正人(ふるまた まさひと)整形外科部長
<専門分野>
整形外科
<資格・認定>
日本骨粗鬆症学会認定医
日本整形外科学会専門医
整形外科
<資格・認定>
日本骨粗鬆症学会認定医
日本整形外科学会専門医
骨粗しょう症リエゾン委員会
<構成メンバー>
・理学療法士
・看護師
・管理栄養士
・医事課事務員
・地域医療連携室事務員
・薬剤師
・診療放射線技師
・臨床検査技師
・医師
・理学療法士
・看護師
・管理栄養士
・医事課事務員
・地域医療連携室事務員
・薬剤師
・診療放射線技師
・臨床検査技師
・医師
骨粗鬆症マネージャー®
<在籍職種>
看護師 5名
理学療法士 3名
診療放射線技師 1名
薬剤師 1名
計10名
看護師 5名
理学療法士 3名
診療放射線技師 1名
薬剤師 1名
計10名